外壁調査・施工
日常の維持保全や定期調査・検査を怠ると…
外壁の落下により思わぬ事故が発生し、社会的な責任も問われる場合があります。
専門技術者による適切な調査、検査が重要です。
専門技術を有する資格者が調査、検査を適切に行わなければ、思わぬ事故につながり社会的責任を問われる可能性があります。
建物の安全性を確保するためには、調査者・検査者が調査・検査を適切に行うとともに、所有者等に対して維持保全のアドバイスを行うことを心がける事が重要です。
建物の外壁にこのような状況は見られませんか?
1.外壁タイルの浮き上がり
下地コンクリートの鉄筋が爆裂しタイルを押し上げている可能性があります。
補修方法
浮き上がったタイルを全て除去し、タイルを張替える必要があります。(タイル張替え工法)
また、下地のコンクリートが爆裂している場合は、脆弱なコンクリートを除去し、鉄筋の錆を除去した上で、防錆剤入リプライマーとエポキシ樹脂モルタルにて補修する必要があります。(エポキシ樹脂モルタル充填工法)
2.外壁タイルの浮き
建物の挙動、全体の冷熱、乾湿の挙動、躯体のひび割れが考えられます。
補修方法
外壁タイルの浮き部には、ピンニングエ法によるエポキシ樹脂注入を推奨します。(ピンニングエ法)
タイル陶片浮きや、張付けモルタルが薄層の場合、ピンニングエ法では注入できなかったり、注入時の圧力で、注入部の周囲を共浮きさせる場合があります。ピンニングエ法の有効性を試験施工等で事前に確認し、場合によってはタイル張替え工法で補修します。
3.外壁タイルのひび割れ
建物の挙動、全体の冷熱、乾湿の挙動等が考えられます。
補修方法
タイルのみのひび割れの場合は、割れたタイルを除去し、新たにタイルを張り替えます。(タイル張替え工法)
下地コンクリートにひび割れを生じている場合には、シリンダー工法でひび害れを補修した上で、タイルを張り替えます。
4.外壁コンクリートのひび割れ
建物の挙動、全体の冷熱、乾湿の挙動、躯体のひび割れが考えられます。
補修方法
自動低圧注入工法、又はUカットシール材充填工法によるひび割れの補修を推奨します。
5.外壁コンクリートの爆裂
コンクリートの中性化やひび割れからの雨水の侵入等により、コンクリート内部の鉄筋が発錆している可能性があります。
補修方法
エポキシ樹脂モルタル充填工法による補修を推奨します。
その他、建物外壁に気になる部分がありましたら、お気軽に当社までご相談ください。
迅速に調査をさせていただき、適切な処置方法をご提案致します。
お問い合わせはこちらのページをご覧ください。